BEAUTY LIGHT O MATIC III

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BEAUTY LIGHT O MATIC III
BIAUTY LIGHT O MATIC III
このカメラは、ふと立ち寄った都内の怪しいリサイクルショップで半端じゃなくボロボロの状態で発見して連れて帰りました。セレン欠品+錆びまくり+腐食しまくりでしたが、とりあえず動くようになってくれました。

このビューティー・ライト・O・マチックIIIは1961年の発売ですからminocatと同年代。しかし、このカメラを世に出した太陽堂光機という会社は、minocatが物心ついた頃にはすでに無くなっていました。恐らくキヤノネットのベストセラーの影に消えていった、いくつかのメーカーのうちのひとつだったのでしょう。ただ、キヤノネットに破れて消えてしまったとはいえ、今でもはっきりと言えることは、このメーカーもカメラ作りに対して当時の他のメーカーに勝るとも劣らぬ高い志を持っていたということ。これはこのカメラのレストア記録をご覧いただければ十分に理解していただけると思います。
残念ながら、このカメラは3カット撮った後にシャッター羽根がバラバラになってしまいました。その後一度は組みなおしたのですが、シャッターチャージが上手くいかないため再度分解した状態で現在もそのまま保管してあります。この先のレストアについては未定ですので、今のところここに紹介する3カットがこのカメラで写したすべての写真です。

発売:1961年 / 当時価格:18,800円 / レンズ:BIOKOR-S 45mmF1.9(4群6枚)
シャッター:COPAL SV(B・1秒〜1/500秒) / 受光素子:セレン(欠品)
ピント合わせ:二重像合致式 / フラッシュ:なし / 電源:不要
サイズ:132×82×71mm / 重量:約700g








   
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